今年の梅雨はしとしと降る雨とは違い強く雨が降るような気がします、雨の降る日はどことなく肌寒く数日前まで事務所の窓は全て開けていましたが、今日はぴたりと閉めて仕事をしています。

世間も今日は静かなのか事務所は静寂に近い状態で、パソコンのキーボードの音が良く聞こえます。

弊社は主に注文住宅はリノベーション工事を行っていますが、その内の１軒の現場で大工さんが造作をしていますが　この現場はリノベーションで既設の土壁等を残し新たに出来た壁には断熱材を入れているのですが、今回のお宅は少し既設の家の柱等が不揃いであったり柱の垂直等が良くなく

本来、グラスウールで断熱と気密が確保出来るのですが少し不安があり気密シートなる物を貼って壁下地を貼ることにしました。

この気密シートで室内外の気流等を止め、断熱効果を高める様にします。勿論壁の中を風が抜けると軒裏や床下からの風の流れによって室内に影響を及ぼす事もありますので、断熱材等で気流を止め尚且つ気密を確保します。

新築住宅でしたら、左程考えなくても良いかも知れませんがリノベーション工事はこの辺りも考慮して家を造る事も重要なのです。壁を貼ってしまえば見えなくなりますが見えない所に気を遣うのも僕らの仕事の一部です。