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蒸し暑い日になり、もう暫く辛抱すれば灼熱の夏になるのでしょうか。

雨が降り蒸し暑いと我家の周りの草があっという間に延びついこの前刈ったのにもう草をからねばなりません、秋まで草との格闘になります。

最近は 和風の家の依頼を受ける事が少なくなり、日本建築の技を見せる事も本当に少なくなりました。

そんな時に 地元のお寺さんからツバメ広間の格天井を造る仕事を頂きました。

僕がこの仕事に就いた時には玄関に格天井を組んでいましたが、最近は 本当にそんな仕事をする事も無くなり 若い大工さんでは、もう作る事が出来ないかもしれません。

そこで、今回滅多にないチャンスで格天井の経験のある若い大工さんに工事をしてもらいました。

この格天井ですが、交差する竿を両方をかき込みくむのですが、竿に入れる鋸の精度、ノミの切れ味かき取りと大工さんの腕がものを言います。

今回、面も銀杏面としました。

出来上がってしまうとその苦労が一般の方にはわかりにくいのですが

たまには日本建築の技の継承の為にもこういった仕事を行う事も必要と感じた仕事でした。

 

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